AWS S3とは?【AWS認定試験 SAA/DVA/CLF対策】
本ページでは、AWSの最も代表的なストレージサービスであるAWS S3について、初心者向けにその特徴や用途を紹介します!
私自身が「初めて勉強したとき、これを知りたかった!」と感じた内容を中心にまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください!

AWS 認定クラウドプラクティショナー
(AWS Certified Cloud Practitioner, CLF)
AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト
(AWS Certified Solutions Architect – Associate, SAA)
AWS 認定デベロッパー アソシエイト
(AWS Certified Developer – Associate, DVA)
S3の概要
AWS S3(エススリー)は、AWSが提供するストレージサービスです。
その特徴も交えてざっくり言ってしまうと…
となっています!

まずストレージサービスについてですが、この点についてS3では難しく考える必要はありません。スマホやPCでファイルを保存しているのと同じように、S3でも写真や動画といったデータを保存できます。

クラウドストレージという点では、Google DriveやOneDeriveのようなものをイメージしてもらえればOKです。
そして、その特徴は容量無制限であることと、耐久性の高さにあります。耐久性が高いというのは、要は「保存しているデータがうっかり消えてしまう可能性が低い」ということです。詳細は下で説明します!
アイコン

こちらが、アーキテクチャ図で用いられるS3のアイコンです。
バケツですね。S3ではデータの保存先をBucket (バケット)と呼び、日本語ではこれが「バケツ」という意味だからです!
S3のメリット
容量無制限
「スマホのストレージ容量が無くなってきた…」なんてあるあるですが、このようにストレージでは容量にいつも気を使います。ですがS3では容量無制限なので、心配ありません!
ただ、S3は保存しているファイルの容量分だけ料金がかかる仕組みなので、使い放題という意味ではありません。「1GBあたり~ドル」というように細かく決まっており、これはリージョン(AWSの地域設定)によっても多少異なっています。
高い耐久性
「保存しているデータがうっかり消えてしまう可能性が低い」という意味です。
そんなの当たり前では?と思う方もいるかもしれません。では、もしあなたが他人から大事なデータが入ったUSBメモリを預かって、「絶対に無くさないで」とお願いされたらどうしますか??

- 急に壊れたら困るので、別のUSBメモリに中身のデータをコピー(バックアップ)
- 他のUSBメモリと混同しないように、シールを貼っておく
- 2つのUSBメモリを同じ家に置いておくと、火事になったら2つとも燃えてしまうので、片方は別の家に置いておく
といった具合に、実はかなり大変です。S3では、このあたりを全てAWSが自動でやってくれるので、利用者は心配せずにデータを保存できます。
S3のデメリット(注意点)
料金を安く抑えるためには、少し工夫が必要(ストレージクラス)
S3は容量無制限で、使った容量分だけお金がかかるということを上でお伝えしました。このため、非常に大きなデータを何も考えずに保存してしまうと、それ相応にお金もかかってしまいます。こんなとき、どうすると良いでしょうか?

大きなデータを扱う時によくあるケースは、「とりあえず保存しておかないといけないんだけど、めったに使わない。データの取り出しにも、ちょっとくらい待ち時間が発生しても気にしない。」というものです。このような場合などに料金を安く抑えられるように、S3にはストレージクラスという設定があります。
代表的なストレージクラスは以下の通りです。実際にはもう少し細かい分類が存在しますが、どんな分類があるのか、ざっくりは理解してもらえるかなと思います。
| ストレージクラス | 特徴 |
| S3 Standard | 最も標準的な設定。よく使うデータ向け。 |
| S3 Glacier | めったに使わないデータ向け。S3 Standardよりも安く利用可能。 (具体的には、アクセス頻度が年に数回以下などの場合を想定) |
| S3 Intelligent-Tiering | データを使う頻度はよく分からないが、とりあえず安く抑えたい場合向け。 使用頻度に応じて設定を自動で切り替えて、コストを安く抑えてくれる。 |

迷ったときは、よほどデータ量が多くない限り、とりあえず最初はS3 Standardを選んでおけば問題ない場合が多いです!
代表的な使い方
何をやるにもストレージは欠かせず、使い方は無限にある、といっても過言ではありません。代表的なものを挙げると以下の通りです。
- Webサイトやスマホアプリで使う写真の保存
- ビッグデータのようなデータ分析用のファイル保存
- 各種データのバックアップ
より詳細には、例えばAWS Lambdaと組み合わせると、サーバーレスのサービスを簡単に作ることができます。Lambdaについてはこちらの記事もご覧ください。

まとめ
ここまで、AWS S3の概要や代表的な使い方についてまとめました。
S3はAWSの最も代表的なストレージサービスであり、無制限な容量と高い耐久性を兼ね備えています。様々な用途に利用できますので、「長期間保存したい」「大量のデータを保存したい」「無くなったら困る」といった場合、まずはS3の利用を検討してみてください!
